月経カップが入らない/取れない時は

「月経カップが入らない」
「月経カップが取れない」というのは
多くの人が一度は焦り、不安に感じる悩みです。

買ってはみたものの「入れるのが難しい」と
お蔵入りしている方もおられますね。

「こうしたら上手くいった」という事例や
トラブルの原因とその対処法を考えます。

サイズは大きすぎませんか?

一般的に、経産婦および30才以上に推奨される大きいサイズと
非経産婦および30歳未満に推奨される小さいサイズがありますが

膣の広さは個人差が大きいので、もし
経産婦の方でも大きいサイズが使いづらければ
まずは小さいサイズを試されてください。

特に、30才以上でも小柄だったり
子どもがいても帝王切開だったりで
年齢や出産経験の違いでは微妙に選びにくい場合、

大小2つのサイズを入手の上
両方を試す方が無難かと思われます。

装着時の注意事項
最初は必ず生理中で摩擦が少ない時に

特に最初は必ず、生理中で経血がある時に試しましょう。
経血が摩擦を減らしてくれるので、圧倒的に装着しやすいです。

また、最初はお風呂の洗い場など
ご自身がリラックスできる環境で、
経血が落ちても良い状態で試された方が安心です。

奥に入って取り出せない時は

「月経カップが取れない!?」という焦りは
多くの方が一度は経験する不安かと思います。

ただ、取り外し時、月経カップの位置が奥の方で
側面に指を這わせられない時でも
ステムだけを無理やり引っ張るのはやめましょう。

まず、月経カップに指が届きにくい時は

下腹部に力を入れて、少しいきんでみる

と、下がりやすいです。

経産婦さんであれば
「赤ちゃんを産む」時に
入れた力の方向を思い出してください。

非常にレアケースですが
どうしても外せない場合、病院で
外して貰ったという方もおられるようです。

でもその前に、試してみて欲しいのが
とにかく「リラックスすること」です。

「リラックス」が一番大事

・血を触るのが気持ち悪い
・月経カップを入れるのが怖い
・指を膣内に入れるのが怖い
・本当に使っても大丈夫なのか不安

・・この様なマイナスの感情のまま
月経カップを装着したり外そうとすると
どうしても身体が固くなります。

装着も取り外し時も、いちばん大事なのは
実は「リラックスすること」です。

慌てていて、入れられなかったり
取り外しが出来なかった方も

時間を置いて、落ち着いてから
再度試すとできた、というケースも多いので

まずは息をはいて、ラクな姿勢を探し、
余分な力を抜いてみることを試されてください。

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